関東大震災の震度・マグニチュードは?

今日9月1日は「防災の日」。関東大震災を風化させないために制定されました。

関東大地震の被害は,どの種類の被害を見ても歴代の災害の中で最大の規模であり,その実状さらには地震動強さを正確に再現することは,将来の地震に対する防災対策を考える上で極めて重要です。

大正12年9月1日に発生した関東大地震マグニチュード7.9)に関して,被害状況を克明に記録した多くの資料が残されています。この地震の被災地域は南関東とその周辺の極めて広い範囲に及び,また被害の形態も震動による全半潰から火災,津波,土砂災害など多岐にわたります。

しかしながら,被害形態の複雑さなどが原因となって,今まで参照されていた関東大地震の被害記録もまた見かけ上の矛盾点が多く,被害データを活用する時の障害となっていました。

鹿島建設では、今後の地震防災に資するために、改めてこれらのデータを見直しその結果を公表されています。一度目を通されることをオススメします。

>>大正12年関東大地震の震度分布を再現